こんにちは、惠仁クリニックです。
「寝ている時に突然目が覚めて、胸がドキドキする」
「息苦しくなり、不安で眠れない」
そんな経験をしたことはありませんか?

このような症状は、心臓や神経の異常だけでなく、ストレスや生活習慣なども関係していることがあります。今回は、夜中に起こる動悸の原因と、どんな時に受診した方が良いかの目安、そしてセルフケアの方法について解説します。


夜中に動悸が起こる原因とは?

眠っている間に動悸が起こる場合、原因は大きく分けて以下のようなものが考えられます。

■ 自律神経の乱れ(ストレス・過労)

日中のストレスや生活リズムの乱れが原因で、交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、夜間でも身体が緊張状態になってしまうことがあります。
この状態では、眠っていても心拍数が上がり、胸がドキドキすることがあります。

■ パニック発作・不安障害

不安感が強いと、就寝中に突然発作的に動悸が起きることがあります。
このときは呼吸が浅くなったり、胸が締めつけられるように感じたりすることも。
心療内科領域の症状であることもあります。

■ 心臓の病気(不整脈・狭心症など)

心臓発作が夜間に現れるケースもあり、高血圧や心臓病の持病がある方は特に注意が必要です。

■ 更年期によるホルモンバランスの乱れ

特に40〜50代の女性に多くみられる「更年期の動悸」。
ホルモン変化により自律神経が乱れ、夜間に不安感や動悸が出現することがあります。

■ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)

無呼吸状態による低酸素が交感神経を刺激し、夜間の動悸や何度も目が覚める原因になることがあります。


こんな症状があれば内科受診を

以下のような症状がある場合は、早めの医療機関への相談がおすすめです。

  • 動悸が 5分以上続く、安静にしてもおさまらない
  • 胸の痛み・圧迫感・息苦しさを伴う
  • 繰り返し発作が起こる(週に数回など)
  • 意識がぼんやりする、立ちくらみがある
  • 日中にも同じような症状がある
  • 不安感や眠れない夜が続く

内科での診察・初期検査により、心疾患・ホルモン異常・自律神経系の問題などの鑑別が可能です。


内科で行う検査・対応

惠仁クリニックでは、以下のような検査・サポートを行っています。

検査内容説明
問診・診察睡眠習慣、ストレス、既往歴、身体所見の確認
心電図検査不整脈や心拍数の変化を確認
血液検査甲状腺機能、貧血、ホルモン、血糖などを評価
ホルター心電図(24時間)夜間も含めて心拍の変化を詳細に記録

必要に応じて、循環器科・心療内科との連携紹介も可能です。


夜中の動悸や不安感をやわらげるセルフケア

軽度の症状であれば、生活習慣の見直しで緩和できることもあります。

✔ すぐに実践できるセルフケア

  • 寝る1時間前からスマホ・テレビは控えめに
  • 寝室の照明を暗めにして副交感神経を優位に
  • 就寝前のカフェイン・アルコールを控える
  • ぬるめの入浴で体と心をリラックス
  • 深呼吸や瞑想、軽いストレッチで緊張をほぐす
  • 水分補給を忘れずに

呼吸法の例:

「4秒かけて吸って、6秒かけて吐く」深呼吸を数回繰り返すことで、不安やドキドキをやわらげる効果があります。


院長からのひとこと

夜中に突然胸がドキドキして起きてしまう。
そんな体験をすると、「またなるのでは」と不安になり、ますます眠れなくなるという悪循環に陥ることがあります。

「病気じゃなかったらどうしよう」「こんなことで病院に行っていいのかな」──
そんなときこそ、内科での相談が安心への第一歩です。

心・体・生活習慣を総合的に診る内科の視点で、検査や対策をご提案できますので、お気軽にご相談ください。