こんにちは。惠仁クリニック院長の渋田です。
「腰が痛くて…整形外科に行こうかと思ったんですが、内科でも診てもらえますか?」
患者さんからよくいただくご質問のひとつです。実は、腰痛の原因には内科的な病気が関係していることがあります。

今回は、そんな「内科で診る腰痛」について、地域の皆さんにわかりやすくご紹介します。とくに、江東区東砂・東大島エリアで腰痛にお悩みの方は、ぜひご一読ください。


◆ 内科で診る腰痛の原因とは?

腰痛と聞くと、多くの方が「筋肉の使いすぎ」「ぎっくり腰」「椎間板ヘルニア」など、整形外科の疾患を思い浮かべるかもしれません。もちろんそれらも大切な原因のひとつです。

ですが、実際には次のような“内科的な要因”によって腰に痛みが出ることもあります:

  • 腎臓(腎結石・腎盂腎炎など)の炎症や結石
  • 膵臓(急性・慢性膵炎)の炎症
  • 消化器や大動脈の疾患
  • 婦人科系疾患(子宮筋腫、卵巣のう腫など)
  • 泌尿器疾患(尿管結石や感染症など)

たとえば、右側や左側の背中から腰にかけてズキズキとした痛みがある場合、腎臓の病気のサインかもしれません。特に発熱や尿の異常を伴うときは、早めの受診が必要です。


◆ 内臓由来の腰痛の可能性

内臓の不調が原因の腰痛は、運動や姿勢の変化と関係なく、安静時にも痛みが続くことが特徴です。また、腰以外の症状 ーたとえばお腹の張りや吐き気、食欲不振、発熱などが同時に現れることもあります。

こうした症状があるときは、痛み止めや湿布だけでは改善しません。
むしろ、「腰に貼り薬を使っても全く効かない」と感じたときこそ、内科的なチェックが必要かもしれません。


◆ 整形外科との違いと役割の使い分け

整形外科と内科、それぞれの役割には違いがあります。簡単にまとめると次のようになります:

病院の種類主な対象特徴
整形外科筋肉・関節・骨・神経の障害レントゲンやMRIによる画像診断、ブロック注射や理学療法など
内科内臓疾患や全身症状を含む腰痛病気の可能性を見極め、血液検査・尿検査・エコーなどを活用

まずは内科で“内臓に問題がないか”を確認し、必要に応じて整形外科にご紹介するという流れも、効率的で安心な方法です。


◆ 当院での対応と診察の流れ

惠仁クリニックでは、腰痛を「腰だけの問題」とはとらえず、全身の状態や病歴もふまえて総合的に診療しています。診察の流れは次のようになります:

  1. いつ・どんなふうに痛みが出たかを詳しく問診
  2. 視診・聴診・触診・打診で痛みの部位や性質を確認
  3. 必要に応じて尿検査、血液検査、X線検査などを実施
  4. 診断に応じて整形外科・泌尿器科などへ紹介

内科の役割は、腰痛の「背景にある原因」を見つけ出すことです。痛みの裏に隠れている体のサインを見逃さず、的確な対応につなげていきます。


◆ 腰の痛みは“体全体のサイン”かもしれません

腰が痛いと日常生活の質も大きく下がってしまいますよね。
「朝起きるのがつらい」「仕事や家事に集中できない」そんなお悩みを抱えたまま、我慢してしまう方も少なくありません。

でも、その腰の痛みは、実は体のどこかからの“サイン”かもしれません。
安易に放置せず、まずは一度ご相談ください。


◆ 江東区で腰痛に悩む方へ

惠仁クリニックでは、東砂・東大島・北砂エリアを中心に、内科的な視点から腰痛の原因を丁寧に見極めています。
「整形外科に行くほどじゃないけど、なんとなく違和感がある」
そんな小さな気づきが、大きな病気の予防につながることもあります。

気になる症状がある方は、どうぞお気軽にご予約・ご相談ください。