こんにちは。惠仁クリニック院長の渋田です。
秋が近づくと、「子どもにもインフルエンザの予防接種を受けさせた方がいいですか?」「何歳から接種できますか?」というご相談が増えてきます。

今回は、お子さまのインフルエンザ予防接種についての基本的な考え方と、接種年齢の目安注意点などをわかりやすくまとめてお話しします。


◆ 小児の予防接種の考え方

インフルエンザは、子どもにとっても油断のできない感染症です。特に、免疫力が未熟な乳幼児や、保育園・幼稚園など人の集まる環境にいるお子さまでは、重症化や集団感染のリスクが高くなります。

予防接種は、インフルエンザそのものを完全に防ぐことはできませんが、感染したとしても症状を軽く抑え、合併症を防ぐ効果が期待できます。
また、ご家族内の高齢者や基礎疾患をお持ちの方を守る「家族予防」の観点からも、子どもへの接種は非常に大切です。


◆ 年齢ごとの接種回数と時期

お子さまの年齢によって、接種回数や間隔が異なります。以下の表をご参考ください。

年齢接種回数接種間隔
6か月〜12歳未満2回1回目と2回目の間は2〜4週間あける
13歳以上原則1回医師の判断で2回接種になることも

※生後6か月未満のお子さまには接種できません

当院では、10月上旬〜11月中旬を目安に、1回目の接種をおすすめしています。免疫がしっかりつくまでには2〜3週間かかるため、流行が本格化する前に備えておくことが大切です。


◆ 接種前後の注意点と相談のポイント

お子さまの接種に際しては、以下のような点にご注意ください:

  • 当日はなるべく体調の良い日を選ぶ(軽い鼻水程度ならご相談を)
  • 予防接種当日の入浴はOKですが、長時間の外出や激しい運動は避ける
  • アレルギー体質のあるお子さまは、事前にご相談ください

また、次のような場合は、接種可否の判断を医師が行います:

  • 以前のワクチン接種で強い副反応があった
  • 現在、感染症や発熱がある
  • 他の予防接種とのスケジュールが近接している

当院では、お子さま一人ひとりの体調や発育状況に応じて、接種のご案内を行っています。心配なことがあれば、どうぞ遠慮なくお声かけください。


◆ 院長からのひとこと

インフルエンザの流行期になると、「打っておけばよかった」と慌てて来られる方も少なくありません。
特に小さなお子さまは、自分で体調をうまく伝えられないこともあるため、予防の段階で守ってあげることがとても大切だと感じています。江東区でお子さまのインフルエンザ接種をご検討中のご家族の方へ――
惠仁クリニックでは、お子さまの不安を和らげる対応を心がけながら、安心・安全な接種をご提供しています。どうぞお気軽にご相談ください。